ジャック・ブレルを歌う の感想

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参照データ

タイトルジャック・ブレルを歌う
発売日2014-01-22
アーティストジュリエット・グレコ
販売元リスペクトレコード
JANコード4525506001970
Disc 1 :あの人たち
老夫婦
アムステルダム
夏の夜
ブリュッセル
行かないで
その次の恋
孤独への道
夢多き頃
葬送のタンゴ
子供はみんな
懐かしき恋人たちの歌
パリの橋の下 (日本盤のみボーナストラック)
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ワールド

購入者の感想

何と言って良いのか、相変わらず感覚の若々しいジュリエット・グレコに驚嘆させられるアルバムである。
亡くなってもう35年にもなる、「盟友」ジャック・ブレル(1929-78)の作品集であるが、やはり、この人ならではの素晴らしさを感じる。

2006年(日本では翌2007年)に発売されたアルバム「le temps d’une chanson」もその「若々しさ」に驚いたが、その3曲目である「Mathilde」(もちろん、ブレル/ジュアネストの「マティルド」)を聴いたとき、「この人には限界がないのだろうか?」と感じたものだ。
グレコとの付き合いも長いものとなったが(1996年にはコンサートに行ってもいる‐金沢公演)、最近は少し「離れ気味」でもあった。それが、昨秋、このアルバムの発売を知り、しかも「新録」ときいて、なお驚いたものである。結局、その時は見送り、そうこうしているうちに「日本盤」も発売されることを知って、今度こそ予約したのであるが、購入して本当に良かったと思っている。
近年は、ブレルのアコーディオニストであったジャン・コルティ(2015年11月25日死去)もアルバムを出したりして、それだけでも「驚き」であったが、若くして逝ってしまったブレル本人の代わりに、その「生き証人」ともいえる人たちが、こうして様々なものを現代に伝えてくれることは、本当に喜ばしいことである。

グレコによるブレルの作品集ということでは、(ブレルの没後10周年である)1988年に来日した際のライヴ・アルバムが有名で、本国でも引き合いに出されている。日本では、(一般向けには)「生産中止」になった後も、都内の有名レコ−ド店が独自に販売を継続していたようであるが、さすがに、最近ではそれも見ない。
そのアルバムでも、当時のスタイルから、さらなる「脱皮」を目指しているかのように思えた。冒頭の、(夫でもあり、かつては、言わずもがな、ブレルの伴奏者であり、大ヒット曲の作曲者でもあった)ジェラール・ジュアネストのピアノ独奏も、「新しい創造である」と言うことができる。

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