スター・ウォーズ ロード・オブ・シス 上 (ヴィレッジブックス) の感想

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参照データ

タイトルスター・ウォーズ ロード・オブ・シス 上 (ヴィレッジブックス)
発売日販売日未定
製作者ポール・S・ケンプ
販売元ヴィレッジブックス
JANコード9784864912532
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学

購入者の感想

EP3から8年後が舞台の本作では、CWにも登場し「反乱者たち」に出てくるヘラの父親でもあるトワイレックのチャムが率いるライロス解放運動と未だ過去の亡霊を見ることがあるベイダー、それぞれを主役として「シスの道」が展開される。
SWスピンオフとしてはシスの師弟関係が示される重要な作品である(師弟のどちらかが義務を果たせなくなるともう一方に始末させるようフォースが仕向けるなど、皇帝が師であるプレイガスの力を全て受け継げなかったように、知識の継承制度としてどうなの?と思える部分もあるが)。しかし、話の展開のみならずモフの座を狙いライロス側と繋がる帝国軍大佐などの脇役が物語を魅力的にし飽きさせない。上巻下巻ではなく1巻2巻にしてもいいんじゃないかと思えるほどだ。
表紙の皇帝とベイダーの躍動感は、どっしりと構えているイメージのある二人からは離れており、本を売るための過剰演出かとも思ったが読むと本書の内容そのままだから驚きだ。特に皇帝に関してはCWのモール兄弟戦以上にフォースを使い、ライトセーバーでも無双を繰り広げる上にどこかコミカルなキャラである。

残念なのは、本書に出ないATATは表紙にあるのに、皇帝とベイダーが相手にする惑星ライロス最強の捕食者「ライレック」が表紙に描かれていないせいで二人の戦闘シーンがイマイチ想像できないことと、登場する女性の帝国軍人モフ・モーズが「妻が死んでから」などと急に語りだして混乱させられた点だ。名前的にも内容的にも妻を夫に置き換えても意味が通るので誤訳かと思うのだが・・・。

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ヴィレッジブックスから発売されたポール・S・ケンプのスター・ウォーズ ロード・オブ・シス 上 (ヴィレッジブックス)(JAN:9784864912532)の感想と評価
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