3月のライオン 7 (ジェッツコミックス) の感想

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参照データ

タイトル3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
発売日2013-12-13
製作者羽海野チカ
販売元白泉社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

この巻は「ひなちゃんへのいじめ問題」がメインです。学年主任の「・・・の証拠は」でスカッとボタンを連打しました。
将棋の場面はあまりありませんが、とてもスンバらしい内容です。もし子育て中なら斜め上の5巻から読み始めても感動する作品ですよ。

いるでしょうね。私自身も面倒なというか、読むのがキツいし他にも色々とエピソードはあるんじゃないかとか
それでも紙書籍で読んだとき、今回は電子書籍で読みましたが
ひなちゃんが発した言葉には
本当にそうだよ。それが「勝ち」だと思いました。
いじめっ子だっているけど、正義の味方だって沢山いるという世界にしたいです。
著者さんが、これだけは!描きたいという思いが伝わるエピソードでした。
終盤は宗谷名人と桐山くんとの初対戦へと向かっていきます。

島田八段の想いを描き切った4巻、柳原棋匠の執念を描き切った8巻 、ここには「3月のライオン」の本道があります。
 しかし、これらの本道に加え「銀の羽根」のような佳作を紡ぎだせるところに、羽海野チカの凄さを感じました。
「冒険者たち」(6巻)では、二階堂をフェアとはいえない手を使って破った山崎順慶は最低の人間として描かれていました。しかし「銀の羽根」では周囲に溶け込めない山崎の孤独、タイトルにしがみつくことしかできないみっともなさ、より良い次の一手を求めて崖の上からダイブすることができない恐怖が描かれています。そして、桐山や二階堂のいる世界にもう一度戻りたい、という本当の本音が語られます。
たとえ「銀の羽根」が描かれず、「冒険者たち」だけでも「3月のライオン」という作品の質は一級です。しかしここに山崎の話が加わることで、「3月のライオン」の質は他の追随を許さない域にまで達します。今こんなストーリーを描けるのは羽海野チカだけです。
 "神は細部に宿る"、、、「3月のライオン」を読んでいると、この言葉の意味が分かります。

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