未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある の感想

経営の本質を、旭山動物園を例に説明されている。
内容は一言で言ってしまうと、最後の方にある通り「常あってこその変」ではないであろうか。
永続的な成長の為に、組織は環境に対応して常に変化していかなくてはならない一方、信念（理念）という軸はゆるぎない尺度で、どのように環境が変化しようと守り続けなければいけない。ということ。
その他、旭山動物園は横文字の経営理論を試みるわけでもなく、基本的なことを徹底的に行っているだけである、ということが言われている。

【ポイント】
「まずは汗を出せ、汗の中から知恵を出せ」（松下幸之助）
（直接本書に記載はないが、現場の飼育員達がそれぞれ責任感を持ち、自分たちでなんでもやり、創意工夫を行っているとのことより。）
「もっとも強いものや、もっとも大きいものが生き残るのではない。変化に対応できたものだけが生き残るのだ」（ダーウィン）