ぎんぎつね 第3集 (ヤングジャンプコミックス) の感想

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3巻は陽気でかわいい猿の神徒が登場。
いたずら好きで怖いものなしの二匹には、さしもの
銀太郎もなすすべなし。
見ているだけで笑顔になるエピソードだ。
そしてそのいたずらが、悪気からではなく、人間への
思いやりだったことを知って、心が暖かくなった。

後半は、人付き合いの距離がわからないでいる悟が
友達というものを知る話。
そして神社大祭のてんやわんやな準備と大祭の様子。
この地味なようでいて、ふんわりとした状況の描かれ方は
この作品ならでは。
ライバル出現に密かに焦る秘書吉住さんも見どころ。
がんばれ吉住さん。

ずっと命の最後まで一緒にいられるように。
まことと交わした指切りを、銀太郎は必ず守ってくれるだろう。
「日本の神様っていいね！」
まことに言われた銀太郎の嬉しそうな顔が忘れられない。