Cambridge Audio (ケンブリッジオーディオ) ネットワークミュージックプレーヤー Stream Magic 6 (ブラック) の感想

今までSONY NAC-HD1（クロック強化済み）＋Lavry DA10でMARANZ Pro CA01 + CROWN D45（または825シングル）を通してJBL　S101＋FOSTEX T825を鳴らしてきましたが、NAC-HD1のHDが満杯になってきた事と、時代は192KHzになり始めたと感じた事で新しいDAを探していました。
どうせなら完全に０スピンドルにしたかったのでNAS対応のネットワークプレイヤーを物色していた時にたまたま本機のレビューを見て気に入り、Linnなどに比べると圧倒的に低コストで評判もまあまあな事から購入。
・やはりデジモノは進化が早く384ｰ24bitオーバーサンプリングの音はご機嫌です。CDのリッピングデータを再生した場合、音像、音の鮮度も良いですが、空間や気配の再現がDA10を完全に凌駕していると感じます。
　音質もクリアながら暖かみと力を感じますのでDA10は安心して予備役に。
・背面のコネクタに余っていたアンテナを（不法ですが）つなげば、簡単に無線LANに対応します。
　しかし、同時に購入したPioneer AVアンプ用無線LANアダプター AS-WL300 を使用した方が、音の粒立ちや滑らかさが更に向上します。
　アナログ回路があるので、内蔵無線アダプタを使わない方が有利なのかもしれません。
・面白いのはモード切替でデジタルプリアンプ機能が使える事。リモコンのVolボタンで音量調整できますから、メインアンプと直結で鳴らす事ができます。
　ただし、その場合は音の厚みが無くなり、低音高音ともレンジが狭く感じますし、女性ボーカルも無機的に聞こえます。
　あくまでおまけの機能ですから、きちんとプリアンプを通す事が必要です。特に40dB以上絞って効く場合は、いかにオーバーサンプリングしていてもデジタルボリュームの弱点がモロに出る感じです。
・192kのハイレゾ音源の音質は残念ながら評価できません。本機以外で再生できる環境が我が家に無いからです。
　しかし・・・・・一度聞けば病みつき！