In These Words (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) の感想
参照データ
タイトル | In These Words (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) |
発売日 | 2012-09-10 |
製作者 | Guilt|Pleasure |
販売元 | リブレ出版 |
JANコード | 9784799711828 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス |
購入者の感想
漫画のつもりで本を開くと小説から始まっていて驚きました。プロローグの小説部分が終わると場面が変わったのかそのまま小説のストーリーの続きか???と考える間も無いまま美しくも鬼畜なシーンへと突入していきます。ただの夢なのか?現実に起きたことなのか?1巻目は分らない事の方が多くてどういう事なの?とあれこれ考えてる内に終わってしまいました。
禁欲的な雰囲気の浅野先生が凌辱される姿にドキドキします。エロだけでなくミステリー要素もあるのが面白くて良かったです。
禁欲的な雰囲気の浅野先生が凌辱される姿にドキドキします。エロだけでなくミステリー要素もあるのが面白くて良かったです。
ストーリーについては他の方がレビューされているので割愛。
冒頭のプロローグノベルは、挿絵込みでも10Pしかなく、簡潔に書かれています。
■「電子書籍版」と『本書』の違い
・浅野の篠原に対する呼称が「お前」→『あんた』
・浅野の飲んでいた薬が「鎮痛剤」→『睡眠薬』
・テリンコの描き方「陰影着色有」→『完全白抜き』ライトセーバー。
・局部接合部分。「修正無し」→『修正有り』
・電子書籍限定ショート漫画「がんばれ柴田君!」収録 → 『なし』
・その他、一部翻訳の違い、台詞追加など
■作画
漫画の場合、一枚絵の表紙と漫画では、描き方(描き込み度)をあえて変えることも少なくないですが、この本は表紙から中身まで全てが同等のクオリティで描かれています。
ガチムチになり過ぎないよう、これでも漫画用に多少デフォルメされているようですが、雑に描かれたような線や陰影からも基礎画力の高さが覗えます。
絡みシーンでは、その角度から描くか…!と思わず唸ってしまうような難しいアングルとカメラワーク。
1コマ1コマに隙がなく、まるでドラマか映画でも見ているような、パース力、デッサン力、全てにおいて非の打ち所がありません。完璧です。
特長として、間(ま)と表情で読ませる作家さんなのでしょうか、台詞や擬音(オノマトペ)が少なく、絵、表情だけのコマが多いです。
これを、「無駄なコマが多い」と捉えるか、「間の取り方が巧い」と感じるかでもレビューが分かれそう。
「背景が白い」とレビューされている方を何人か見かけましたが、見せ場や必要なコマでは精確なパースで背景が描き込まれています。
このクオリティでこれ以上描き込むと、今度は逆に「画面が見辛い」といったレビューが増えるでしょう。
特記したいところは、この作家さん(咎井氏)は“表情”を描くのがとても巧いです。
恐怖、困惑、怒り、苦悶、…台詞なしで俳優が演じるのも難しいこれらの複雑な表情を、実に見事に表情だけで描き分けていらっしゃいます。
冒頭のプロローグノベルは、挿絵込みでも10Pしかなく、簡潔に書かれています。
■「電子書籍版」と『本書』の違い
・浅野の篠原に対する呼称が「お前」→『あんた』
・浅野の飲んでいた薬が「鎮痛剤」→『睡眠薬』
・テリンコの描き方「陰影着色有」→『完全白抜き』ライトセーバー。
・局部接合部分。「修正無し」→『修正有り』
・電子書籍限定ショート漫画「がんばれ柴田君!」収録 → 『なし』
・その他、一部翻訳の違い、台詞追加など
■作画
漫画の場合、一枚絵の表紙と漫画では、描き方(描き込み度)をあえて変えることも少なくないですが、この本は表紙から中身まで全てが同等のクオリティで描かれています。
ガチムチになり過ぎないよう、これでも漫画用に多少デフォルメされているようですが、雑に描かれたような線や陰影からも基礎画力の高さが覗えます。
絡みシーンでは、その角度から描くか…!と思わず唸ってしまうような難しいアングルとカメラワーク。
1コマ1コマに隙がなく、まるでドラマか映画でも見ているような、パース力、デッサン力、全てにおいて非の打ち所がありません。完璧です。
特長として、間(ま)と表情で読ませる作家さんなのでしょうか、台詞や擬音(オノマトペ)が少なく、絵、表情だけのコマが多いです。
これを、「無駄なコマが多い」と捉えるか、「間の取り方が巧い」と感じるかでもレビューが分かれそう。
「背景が白い」とレビューされている方を何人か見かけましたが、見せ場や必要なコマでは精確なパースで背景が描き込まれています。
このクオリティでこれ以上描き込むと、今度は逆に「画面が見辛い」といったレビューが増えるでしょう。
特記したいところは、この作家さん(咎井氏)は“表情”を描くのがとても巧いです。
恐怖、困惑、怒り、苦悶、…台詞なしで俳優が演じるのも難しいこれらの複雑な表情を、実に見事に表情だけで描き分けていらっしゃいます。