【Amazon.co.jp限定】In These Words 2 小冊子付初回限定版/描き下ろしペーパー付 (ビーボーイコミックスデラックス) の感想
参照データ
タイトル | 【Amazon.co.jp限定】In These Words 2 小冊子付初回限定版/描き下ろしペーパー付 (ビーボーイコミックスデラックス) |
発売日 | 2014-05-01 |
製作者 | Guilt|Pleasure |
販売元 | リブレ出版 |
JANコード | 4571284845695 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス |
購入者の感想
1巻では嫌がる美形精神科医 浅野先生とそれを陵辱し続ける連続殺人犯 篠原の図でしたが、実はここにきて大きなどんでん返しが…そして第三の男が出現!物語は大きく動き過去へと突入。(以下ネタバレを含みます)
1巻で疑問に思った、例えば日本警察の警備の甘さとか…それが捜査の一環であった事が判明。篠原が何故 浅野にあんな酷い事をするのか…2巻を読んだ後にもう一度よ〜く1巻を読み返すと(特に冒頭の小説部分を含め)読者を欺く作者のトリックの数々が明らかになります!つまり…ずっと篠原と思っていた人物が「篠原ではない描き方をしていた」という作者のトリックに。
又、1巻で時折見せる篠原の寂しそうで微妙な表情や、1巻の最後の方で篠原が「ずっと君を待ってたんだ…本音が出ると…」とポロリとこぼすシーンがあるんですが、2巻の過去編を読んでから このシーンを見ると…泣けてきます…切な過ぎて…
そして2巻では、浅野先生の「抜け落ちた記憶」こそが捜査の一番の鍵であり「それを画策したのが精神科医だからこその分析」による捜査が繰り広げられていた、という事実が浮かび上がってきます。
勿論、そこまでの詳細はまだ謎に包まれたまま次巻に持ち越しとなっていますが、3巻ではこの「なくした浅野先生と犯人の記憶の断片」が よりクローズアップされるのでは、と期待も高まります。
こちらの評価では賛否両論ありますが、私はこの物語、巻を増す毎に登場人物達の感情や表情の描写が、逆に作者の巧妙なトリックによる手腕である様に思え、実に1年半もの間、読者を騙し続けていた この物語の凄さではないかとさえ思えるのですが…出来れば その期待を裏切らず、これだけの類い稀なる画力にふさわしい 記憶に残るBL作品になって欲しいと切に願います。0
1巻で疑問に思った、例えば日本警察の警備の甘さとか…それが捜査の一環であった事が判明。篠原が何故 浅野にあんな酷い事をするのか…2巻を読んだ後にもう一度よ〜く1巻を読み返すと(特に冒頭の小説部分を含め)読者を欺く作者のトリックの数々が明らかになります!つまり…ずっと篠原と思っていた人物が「篠原ではない描き方をしていた」という作者のトリックに。
又、1巻で時折見せる篠原の寂しそうで微妙な表情や、1巻の最後の方で篠原が「ずっと君を待ってたんだ…本音が出ると…」とポロリとこぼすシーンがあるんですが、2巻の過去編を読んでから このシーンを見ると…泣けてきます…切な過ぎて…
そして2巻では、浅野先生の「抜け落ちた記憶」こそが捜査の一番の鍵であり「それを画策したのが精神科医だからこその分析」による捜査が繰り広げられていた、という事実が浮かび上がってきます。
勿論、そこまでの詳細はまだ謎に包まれたまま次巻に持ち越しとなっていますが、3巻ではこの「なくした浅野先生と犯人の記憶の断片」が よりクローズアップされるのでは、と期待も高まります。
こちらの評価では賛否両論ありますが、私はこの物語、巻を増す毎に登場人物達の感情や表情の描写が、逆に作者の巧妙なトリックによる手腕である様に思え、実に1年半もの間、読者を騙し続けていた この物語の凄さではないかとさえ思えるのですが…出来れば その期待を裏切らず、これだけの類い稀なる画力にふさわしい 記憶に残るBL作品になって欲しいと切に願います。0