GREATEST HITS -COVERS- の感想

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参照データ

タイトルGREATEST HITS -COVERS-
発売日2017-02-08
アーティストTHE PRISONER
販売元VILLAINY PRISON RECORDS
JANコード4988044904477
Disc 1 :序章
彼等はどこへ
ポリスの暴虐
即席愚連隊
嫉妬!嫉妬!Shit!
新世代
涙と愛のカーペンター
消えうせろ!
革命万歳
聞かせてよ
アリー・マイ
過ぎ去りし想い
涙のブレイク・アワエイ
東京の夢
心の瞳
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

自分自身は元々、パンクに精通しているわけではない。それでも皆がよく知るパンクバンドは国内海外関係なく広く浅く聴いていたけど、正直、何を聴いても大した衝撃はなかった。

ある時、THE PRISONERを聴いた。
衝撃的だった。
自分の感情へ勝手に入り込んでくるものがあり、それはどう拒否しようもなかったし、涙が止まらなくなった。
「出会ってしまった」という感じかもしれない。
そして、THE PRISONERを好きになった。

そのTHE PRISONERの初めてのカヴァーアルバム。
どんなものかと緊張しながら聴いた。

いつものTHE PRISONERだった。

でもそう思ったのは束の間。
曲が進むにつれて彼らの音楽の幅はどんどん広がっていく。
それぞれの曲や歌詞にフィットした歌や演奏。

原曲を知っている方は、原曲とはまた違った印象で楽しめるし、原曲を知らない方はオリジナル曲のように楽しむことが出来る。
原曲は80年代のUKパンクやoiだとしてもポップにアレンジされており、とても聴きやすく、普段パンクを聴かない方でもすんなり入れる。

歌詞も彼ららしくアレンジされており、今の世の中へのメッセージを強く伝えようとする意志が感じられる。そんな気待ちが伝わってきて、涙する方もいると思う。
女性ヴォーカルも素晴らしく、曲によっては女性ヴォーカルヴァージョンが聴いてみたいと思った(特に15曲めの心の瞳)。

たとえカヴァーだとしても、THE PRISONERにしか出来ない曲があり、 THE PRISONERが演るからこそ化ける曲がある。

カヴァーアルバムでありながらも、オリジナリティーにあふれておりスタンダードになる名盤。

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VILLAINY PRISON RECORDSから発売されたTHE PRISONERのGREATEST HITS -COVERS-(JAN:4988044904477)の感想と評価
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