GROUNDLESS ： 4－夕陽の見えぬ街－ (アクションコミックス) の感想

ダシアから狙撃手と観測手の二名で救援に向かったカゲリザカの状況が描かれます。
聞かされていた状況と話が違い、二人はどうするのか、というところ。

前巻までと比べると派手な戦闘シーンは少なく、ある意味カタルシスに欠ける感があります。
どちらかというと各陣営、状況整理の巻で、本格的なバトルは次巻に期待。
ただ、そんな中でも矜持を見せた戦車隊はかっこよかったです。

初期と読み比べてみると、線が細くなってスッキリした絵柄になってきているのが個人的には残念。
きれいになったとは感じますが、例えば最後の方のソフィアの暗い過去話は
1巻の頃の太い描線の方が、より重さが出て引き立ったのではないかと思いました。