わたし史上最高のおしゃれになる! の感想

これまで、多くのファッション本を読んできた中で、
この本は「おしゃれの基本のき」を教えてくれる本として、
例えば、おしゃれに迷った時、
あるいはこれからどうやってワードローブを揃えていこうか、
そんなときに、なるべく早い段階で読むことで、無駄のない、自分の目指すおしゃれが出来る、
そんなヒントの詰まった本であると個人的には思います。

正解は人それぞれ、自分で考え、答えを出すこと。
その答えを導き出すための手引きとなってくれる本。

ただ、文章が長く、（ごめんなさい、悪気はありませんが正直）くどくて、読み疲れ、
ところどころ、飛ばし読みしました。
書き手の熱意というか、ファッションに対する熱い思いが
これでもかと、読み手に覆いかぶさってくる箇所がちょこちょこあったように感じられます。

自分のなりたい方向を決めて、その方向性を目指すことや
その方法論についてはおっしゃるとおりだと思います。

しかしながら、「これをしなければ、（他人から）おしゃれとは思われない」といった表記は
「おしゃれの軸を自分に置く」と書きつつも、結局は他人からの目線を気にして、
それ（他人からの目線）に合わせなければいけないのか、と首をかしげたくなりました。
そういうちょっとどうかな？という箇所がいくつかありました。
人それぞれ、考え方は異なりますので、あくまでも個人的な感想です。

とはいえ、おしゃれについて、まじめに向き合うのには良い本だと思います。
辛口なコメント、ごめんなさい。