キングコング:髑髏島の巨神 <4K ULTRA HD&3D&2Dブルーレイセット>(初回仕様/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray] の感想

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ＵＨＤ，３Ｄ，ＢＤの３枚組なのに高額なセットが多い中、日本版としては良心的な価格で助かります。
内容は人間ドラマを最小限にした割り切り方で、派手な映像で終始します。
ヒロインとコングの心の繋がりも最小限なため、過去作のキングコングを知らなければその程度で心が通じ合うのはお約束とは言え違和感があるでしょう。
ＵＨＤはＨＤＲ効果が分かりやすく効いており、３ＤはＵＨＤでも味わえない臨場感を演出してくれます。
この手の作品にアレルギーが無い方なら今のところＵＨＤと３Ｄを楽しむための最良のセット商品になるでしょう。

コングの造形は素晴らしいですが、相変わらずゴジラの時と同じく敵モンスターの造形はオリジナリティーが感じられず新鮮味の無いものでした。
しかしながらゴジラの時より大幅に自然でダイナミックなバトルへ進化しているため、ゴジラで残念に感じた方でも今回は楽しめると思います。

何気に評判が良いのか、相変わらず変態的な開き方をする特殊ケースが採用されています。（私は大嫌いです）
油断するとジャケットがケースからずれて傷める可能性があるため、取り扱いには気をつけましょう。

追記
とにかく、火花、炎等のＨＤＲ効果は映像に立体感が出るほど気持ち良いです。
また、ラストのバトルではＢＤでも非常に細かな水飛沫を表現していましたが、それらが更に細かくクッキリ表現されるため４Ｋの実力を見せつけられます。
ＵＨＤを見た後にＢＤを見てしまうとフルＨＤなのにボケた感じと色あせた感じがしてＢＤには戻れなくなってしまいます。