イレイザー 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ (初回生産限定) [Blu-ray] の感想

今回の決断は実にお見事でしたよ。
玄田版収録ですよ！
スカっとする高画質なうえに、俺達がTV版の吹替に飢えてることをワーナーが受け入れた。
うまいやりくちだ、20世紀FOXから学んだのかな？

作品の内容については今更言うまでもありませんが、
いつものシュワちゃんらしい、少しコミカルなところを
交えた勧善懲悪アクションで十二分に楽しめます。

ところがこのディスク、画質・音声ともにはっきり言って
あまりよろしくありません。
画質については本当にＨＤなのか疑わしいくらい、
鮮明さ・繊細さを感じることができません。
また、音声に関しても、序盤のコンピュータルームのシーンと戦闘シーン以外は
5.1chどころかモノラルかと思えるくらい立体感がありません。
常にセンタースピーカーだけがセリフをボソボソと発しているような、
そんな感じです。
（英語版のTrueHD,英語版/日本語版のDolbyDigitalどれも同じような感じ）

特典映像の様なものもありませんし、正直なところ、
現時点ではこのブルーレイ版のメリットはあまりありません。
価格面でお得なＤＶＤ版を購入するという選択肢もアリだと思います。

組合員「良くやったなワーナー。座れ。」ﾄﾞｻｯ
組合員「玄田版吹き替え入りBlu-rayの採点をしてやろう。」
ワーナー「採点？」
組合員「ああ。(ｽﾞﾄﾞﾝｯ)100点だよ。」