群青の日々【初回限定盤】 の感想
参照データ
タイトル | 群青の日々【初回限定盤】 |
発売日 | 2017-06-28 |
アーティスト | 熊木杏里 |
販売元 | ヤマハミュージックコミュニケーションズ |
JANコード | 4542519011000 |
Disc 1 : | 怖い カレーライス 僕たちのカイト 蛍<br> しにがみてがみ 花火 fighter 雨宿り 国 群青の日々 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
杏里さんのセルフプロデュースによる新作は、前作『飾りのない明日』の華やかサウンドをさらに押し進めた第一印象。
エレキを効かせてロック調にキーフレーズを鮮烈に叩き込む『怖い』を皮切りに、初期(キングレコード時代)の曲調を思い出させる『カレーライス』、珍しく二胡を使った(中国公演がきっかけ?)レトロ風味の『蛍』。
さらには、かつての『冬空エスコート』『スカートマジック』を上回る軽快さと疾走感あふれるピアノソロ(演奏はShuroeder-Headzの渡辺シュンスケさん、なるほど)が印象的な『花火』とバラエティに富んだ音色は楽しく、バンドライブで聴いてみたいと思わせる(特に『花火』)。
にもかかわらず、杏里さんの最大の魅力は心に染み入るあの声と、その声で語られる物語(歌詞)にあると思っている自分としては、やっぱりそこに存分に浸れる曲に自然と心が向く。
本作なら、それは『飾りのない明日』(名曲だと思う)にも通じる世界観の『群青の日々』であり、恋愛の枠を超えた深い愛をシンプルに描く『しにがみてがみ』であり、そして(杏里さんなりの『イマジン』かもしれない)『国』であったりする。
サウンドも物語も種々様々な本作は、好みの曲が分かれるというか、聴く方それぞれがお気に入りを見つける作品だと思う。その意味では、このアルバムを例えるならカレーライスのような一品もの料理店ではなく、ビュッフェレストランかも(笑)。
ちなみに、近年の限定盤特典の定番であるDVD、今回は前回ツアーの東京公演(東京キネマ倶楽部)と追加公演(ヤマハホール)のダイジェスト、さらには他公演(中国含む)の裏側を見せるツアードキュメントを織り交ぜた構成。中国公演で、お客さんのリクエストに答えてアカペラで何曲か歌う姿は羨ましくも興味深かったけれど、個人的にはライブを丸ごと追体験したい派なので、ヤマハホールでの公演を全曲収録してほしかったかな
エレキを効かせてロック調にキーフレーズを鮮烈に叩き込む『怖い』を皮切りに、初期(キングレコード時代)の曲調を思い出させる『カレーライス』、珍しく二胡を使った(中国公演がきっかけ?)レトロ風味の『蛍』。
さらには、かつての『冬空エスコート』『スカートマジック』を上回る軽快さと疾走感あふれるピアノソロ(演奏はShuroeder-Headzの渡辺シュンスケさん、なるほど)が印象的な『花火』とバラエティに富んだ音色は楽しく、バンドライブで聴いてみたいと思わせる(特に『花火』)。
にもかかわらず、杏里さんの最大の魅力は心に染み入るあの声と、その声で語られる物語(歌詞)にあると思っている自分としては、やっぱりそこに存分に浸れる曲に自然と心が向く。
本作なら、それは『飾りのない明日』(名曲だと思う)にも通じる世界観の『群青の日々』であり、恋愛の枠を超えた深い愛をシンプルに描く『しにがみてがみ』であり、そして(杏里さんなりの『イマジン』かもしれない)『国』であったりする。
サウンドも物語も種々様々な本作は、好みの曲が分かれるというか、聴く方それぞれがお気に入りを見つける作品だと思う。その意味では、このアルバムを例えるならカレーライスのような一品もの料理店ではなく、ビュッフェレストランかも(笑)。
ちなみに、近年の限定盤特典の定番であるDVD、今回は前回ツアーの東京公演(東京キネマ倶楽部)と追加公演(ヤマハホール)のダイジェスト、さらには他公演(中国含む)の裏側を見せるツアードキュメントを織り交ぜた構成。中国公演で、お客さんのリクエストに答えてアカペラで何曲か歌う姿は羨ましくも興味深かったけれど、個人的にはライブを丸ごと追体験したい派なので、ヤマハホールでの公演を全曲収録してほしかったかな