AIの遺電子 2 (少年チャンピオン・コミックス) の感想
参照データ
タイトル | AIの遺電子 2 (少年チャンピオン・コミックス) |
発売日 | 2016-07-08 |
製作者 | 山田胡瓜 |
販売元 | 秋田書店 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
「鉄腕アトム」「ブラックジャック」の両作品から
インスパイアされているのは確かだと思いますが、
「鉄腕アトム」は、
(手塚さん本人のテーマが膨らんでいったのだとは思いますが)
人間の、ロボットへの扱い、というものを通して、
アメリカで起こった、「有色人種(黒人)の人権」復権のエピソードと
「ロボットの人権」を重ね合わせて、
「人間とは何か」を描いていたのだな、と思っています。
一方、「ブラックジャック」は、
人間はどこまで、人の体に手を加えていくことが許されるのか、
人間が生き続けるとは、生き続けたいとは、どういうことなのか、
というテーマを通し、
「人間とは何か、人間が人間として生きることの意味」みたいな所を
描いていたと思っています。
翻って現代、
私もIT関係の仕事をしているのですが、
人間の頭脳とAIの未来、役割との関係については、
本当に尽きせぬ考察がある、と感じています。
今日的テーマとして、
これからのAIを改めて考えると、
より人間の日常に自然な形で寄り添う形、
あるいは人間が行けないような所に赴く形、
など様々な形が想像できます。
実はバックアップの問題、人格とは何かという問題については、
「ドラえもん」などでも語られていたテーマではありますが、
でも新しいし、魅力的です。
インスパイアされているのは確かだと思いますが、
「鉄腕アトム」は、
(手塚さん本人のテーマが膨らんでいったのだとは思いますが)
人間の、ロボットへの扱い、というものを通して、
アメリカで起こった、「有色人種(黒人)の人権」復権のエピソードと
「ロボットの人権」を重ね合わせて、
「人間とは何か」を描いていたのだな、と思っています。
一方、「ブラックジャック」は、
人間はどこまで、人の体に手を加えていくことが許されるのか、
人間が生き続けるとは、生き続けたいとは、どういうことなのか、
というテーマを通し、
「人間とは何か、人間が人間として生きることの意味」みたいな所を
描いていたと思っています。
翻って現代、
私もIT関係の仕事をしているのですが、
人間の頭脳とAIの未来、役割との関係については、
本当に尽きせぬ考察がある、と感じています。
今日的テーマとして、
これからのAIを改めて考えると、
より人間の日常に自然な形で寄り添う形、
あるいは人間が行けないような所に赴く形、
など様々な形が想像できます。
実はバックアップの問題、人格とは何かという問題については、
「ドラえもん」などでも語られていたテーマではありますが、
でも新しいし、魅力的です。