鬼虫(1) (ビッグコミックス) の感想

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参照データ

タイトル鬼虫(1) (ビッグコミックス)
発売日2013-02-04
製作者柏木ハルコ
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

時は平安時代、舞台は絶海の孤島。
そこに一人の女が流れ着き、
それまで平穏だった島民の暮らしが
少しずつ「凶」へと変わっていく、というストーリー。
柏木ハルコの場合、いつも「エロ」ばかりに
目がいってしまうけど、
そっちの「性」だけじゃなくて、
登場人物の「生」を見るのもおもしろい。
島の女トラゴのたくましさはどうだろう。
ブチきれて、舌出して大暴れしたりするのだ。
そして、表紙の絵をはじめとして、
そんな強い女が時折見せる憂いの表情の
セクシーさといったらない。
単純に女を見るためだけに読むのもいいし、
島の暮らしや風俗を見て楽しむのもいい。
もちろん、この島がどうなってしまうのかという
物語としてのおもしろさは満点。
いろんな読み方ができて楽しいマンガだ。

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