マギ(32) (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトルマギ(32) (少年サンデーコミックス)
発売日2017-02-03
製作者大高忍
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

マギ面白いけど、評価ちょっと低いのなぜなんだろう。急ぎ足って感じはするけど、分からないってほどでは無いなって。

序盤のアラジンの無双ぶりも凄かったのですが、それ以上に再会したアラジン達とアリババの場面がすごく良くて。
仰々しいリアクションなど一切なくて、まるでお互い普通にその内会えるさという気持ちを持ちつつ、実際その通り普通に再会した、という粋な演出があまりに素晴らしくて。
そしてアリババのモルジアナへのプロポーズ。言及するのは野暮でしょう。是非その目で見届けてやってください!

再び相まみえたアラジンとシンドバットとのやり取りも深いですね。
シンは自分が居なくなった後の世界まで一人で背負おうとしている。
それに対して、アラジンは運命とは何か、自分なりの解釈を交えつつ優しく投げかける。
「おじさんの背負っている景色を、僕たちにも分けておくれよ!」と。
少年漫画の世界とはいえ、アラジンの目指す世界というのは机上の空論、理想論だと思う。
シンも実際バッサリと否定した。
ではシンが思い描く夢はどうなのか? アルバの言い方を借りれば、「傲慢」そのもの。
世界中が永遠に平和になれるのなら、どんな手段を使っても許されるのか?
悪いこととも思えないけども、一方で独善的にも見えるシンに世界の手綱を永遠に握らせることは、自分の意志で生きる人間としての誇りを人々から奪い続けるということではないのか。
「みんなで考え、進んでいこうよ」というアラジン。「絶対に道を踏み外さない」と自負し、そんな自分がずっと世界の運命を導くのだというシン。
この両者の違いは今後どんな展開を見せていくのか。すごく楽しみです。

そして紅玉。本当に成長どころか、自分の殻を見事に破いてみせた。あっぱれです。
そんな紅玉と○○○○の関係性に変化の兆しが?
これも大注目です。

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