進化論の最前線(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル) の感想

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タイトル進化論の最前線(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)
発売日2017-03-31
製作者池田清彦
販売元集英社
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購入者の感想

著者は、進化生物学の急先鋒として一般の方に思われがちだが、それはとんでもない。
実験もしないし、自らフィールドワークをするでもなしに、奇説・珍説をぶちまけて、あたかもネオ・ダーウィニズム批判の第一線を走っているかのように、したり顔でテレビなどに出演するのはやめてほしい。それこそ、一般の方々に誤解を与える。
地道に、進化生物学を研究している研究者(例えば、東北大学の千葉聡先生や河田雅圭先生)に申し訳ないと思わないのであろうか?
フィールドワークは、とても凄惨を極める大変な研究なのである。

今、ネオ・ダーウィニズムの全てが正しいと思っている進化生物学者は、皆無といっても過言ではない。
エピジェネティクスなどを研究している学者は、部分的には獲得形質の遺伝すらも認めている。
天下の早稲田大学の国際教養学部が雇ったのが、不思議でならない。

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