熱き男たちの鉄道物語 (新なにわ塾叢書4) の感想
参照データ
タイトル | 熱き男たちの鉄道物語 (新なにわ塾叢書4) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 橋爪 紳也 |
販売元 | ブレーンセンター |
JANコード | 9784833907040 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 産業研究 » 交通 |
購入者の感想
鉄道敷設というとかかる資本は莫大で、実に「熱い男」の仕事というスリリングなもの。増してや、数十年前まで人力と馬の時代だった交通に当時では異次元の「のりもの」で社会コミュニティを創作するという夢は私利私欲だけでできるものではなく、登場人物たちの存在感に憧れを感じた。明治初期のインフラ整備は当然、国が先頭に立って行っているものと思いましたが、そうではなかったというのは意外ですが、行動力ある民間人が世の中を動かすというのは今も昔も同じという感じで興味深く読みました。この本は写真や当時の資料が多く「遠くない過去」を実感でき、ある意味日本が希望に燃えて元気だった、明治・大正をリアルに垣間見える感じがしてよかったです。