自民党の正体 の感想

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参照データ

タイトル自民党の正体
発売日販売日未定
製作者倉山 満
販売元PHP研究所
JANコード9784569826677
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

いやあ、タイトル通り倉山節炸裂で面白い本でした
ハマコーの口を借りて言わせているのですが、自民党は「日米安保を守り、自由主義社会の中で経済を良くして、その富を公正配分し、国民を食わいくための政党だ」
仰る通りで、中国共産党であれ、国民は、食わしてもらえば、特に、政治家が誰であろうと、関心を払わないもの。で、政治家(自民党の先生)は、政策は官僚に任せて、思想もなく、権力争いに明け暮れています
以上で終わっても良いのですが、まあ、そっけもないレビューになってしまうので、へえと思ったトリビア少々

·自民党の政治家にとって大事なことは、「いつ、いかなるときも、選挙に落選しないこと」です
·自民党の政治家にとっての総裁の善し悪しは、何をおいても自分を選挙に勝たせてくれる人かどうかが最優先です
·日本の政治を左右する重要な要素は、アメリカ、大蔵省、参議院です
·本物の三権は、立法は「内閣法制局」、司法は「検察庁」、行政は「財務省主計局」が握っています
·「思いやりと優しさ」の悪い面の表れが「どんなバカでもハマコー以外、大臣にしてあげる」という文化です
·自民党は自主憲法·自主防衛を目指して結党されたはずなのですが、二つともいったいどこへ行ってしまったのでしょうか
·池田の高度経済成長政策は、ソ連の間接侵略への強力な防波堤でもあったのです
·佐藤は総理になった瞬間から、日本を左傾化·弱させ始めました
·それなのに、自民党が長く続いたのはなぜでしょうか。他に選択肢がなかったからです
·現役総理時代の角栄は決して強くありません
·しかし、ハプニング解散で一気に派閥を拡大し、田中闇将軍の支配が始まります
·参院選の名簿の順位は誰が決めるのか。党の幹事長です
·ということは、幹事長ポストを握っている派閥は、自分の派閥の参議議員をどんど増やせます
·ある野党議員が国会で竹下に舌鋒鋭く詰め寄ったとき、竹下が「あなたと名刺を交換したことがありましたね」と言った途端
その野党議員蒼白でうろたえるところが全国に流れたこともありました

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