2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫) の感想

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参照データ

タイトル2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)
発売日2015-03-20
製作者壁井 ユカコ
販売元集英社
JANコード9784087452921
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » か行の著者

購入者の感想

壁井ユカコさんといえば、一時期「鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉 (電撃文庫)」にハマったりしていた
個人的に好きな作家さんの一人だったのだけど電撃文庫で刊行されていた「クロノ×セクス×コンプレックス」が
何故か三巻で中断してしまった後、単行本中心の活動となってしまい、縁が薄くなっていたのですが
この度、嬉しい事に著作が安サラリーマンにも求めやすい文庫に。「ありがたや」と唱えつつ拝読

物語の舞台は雪深い福井県の紋代町(もんしろちょう)に住む少年・黒羽祐仁が中学二年生の三学期、
幼馴染で八年前に東京へ引っ越した灰島公誓が戻ってくる事を知る場面から始まる。喜んで迎えた
祐仁だったが公誓は何故か人を寄せ付けない雰囲気の少年になっており祐仁にも素気ない態度。がっかりした
祐仁だったが、ある日祐仁も所属していながらまともに活動していない男子バレー部で公誓が一人練習している
事を知る。一人で体育館を半分占有する公誓に不満をぶつける女子バスケ部との諍いが元で公誓の練習に
付き合い始めた祐仁は従兄の頼道と公誓の揉め事がきっかけで、公誓が東京ではバレーの名門として知られる
私立銘誠学園中学の天才セッターとして持て囃される存在ながら部員に自殺未遂者を出していた真相に辿り付く
一時的に部活に顔を出さなくなった公誓に「お前の評価は俺が決める」と告げ、連れ戻した祐仁は、やがて
三年になり県大会に挑む事に。センスの塊である公誓と恵まれた身体能力を持つ祐仁のコンビで1回戦を
突破したものの、過度の緊張で祐仁が使い物にならなくなった事から公誓はワンマンプレーで勝利をもぎ取るが、
その事が元で二人の間には亀裂が生じ祐仁は準決勝をボイコットする事に…

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集英社から発売された壁井 ユカコの2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)(JAN:9784087452921)の感想と評価
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