人工知能の核心 (NHK出版新書) の感想
参照データ
タイトル | 人工知能の核心 (NHK出版新書) |
発売日 | 2017-03-31 |
製作者 | 羽生 善治 |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » 人工知能 |
購入者の感想
私自身は将棋も人工知能も何も知らず少しの興味を持って新聞や雑誌の記事を読む程度でしたが、本書を手に取りました。私のようなど素人が読んでも面白くわかりやすいと思う本でした。
日本人最高クラスの頭脳を持つ棋士がどのようにして将棋の解にたどり着くのか、本人がそれを説明しているだけでも読む価値がある本なのだろうと感じました。人工知能は棋士とは全く違うアプローチで計算しているために生まれてくる「違和感」や、棋譜から感じられる美意識、ランダムに選んだ選択と創造性の違いなど、この本を読むまでは考えたことはなかったです。本書は将棋の世界をスタート地点としているけれど、人工知能がさまざまな分野に広がれば同じようなことが議論され、同じように悩んで行くんだろうと思います。
フレーム問題や水平線効果、中国語の部屋など、今まで知らなかった単語や人工知能の問題点が出てきたので、今後勉強する上でも参考になりました。このような問題点が解決されていくのか、今は分かっていないあらたな問題が生まれてくるのかなど、考えるのが楽しくなってきました。
羽生さんという将棋の天才がこんなに分かりやすい文章を書くのだというのもわかり、意外で面白かったです。
日本人最高クラスの頭脳を持つ棋士がどのようにして将棋の解にたどり着くのか、本人がそれを説明しているだけでも読む価値がある本なのだろうと感じました。人工知能は棋士とは全く違うアプローチで計算しているために生まれてくる「違和感」や、棋譜から感じられる美意識、ランダムに選んだ選択と創造性の違いなど、この本を読むまでは考えたことはなかったです。本書は将棋の世界をスタート地点としているけれど、人工知能がさまざまな分野に広がれば同じようなことが議論され、同じように悩んで行くんだろうと思います。
フレーム問題や水平線効果、中国語の部屋など、今まで知らなかった単語や人工知能の問題点が出てきたので、今後勉強する上でも参考になりました。このような問題点が解決されていくのか、今は分かっていないあらたな問題が生まれてくるのかなど、考えるのが楽しくなってきました。
羽生さんという将棋の天才がこんなに分かりやすい文章を書くのだというのもわかり、意外で面白かったです。