バカは最強の法則～まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方～ の感想

自分の人生の段階とちょうどリンクした内容でした。
書いてある事は、長い人生の時間をかけて導き出した結論を後押ししてくれるもので、そう！そう！と激しく同意しながら読ませてもらいました。
明白な事実だと思うのですが、日本人には、まだまだ受け入れ難い内容だと思います。
また、知らなかった内容もあり、勉強になりました。

要点を抑えた漫画で短時間で読み切れます。要点を具体的に、読み手にとって身近に感じられるように伝えるため、大手金融会社に務める悩める若手社員の物語となっています。価格は漫画にしては少し高く、しかし本よりは安く、内容からするとちょうどいい価格。短い時間できっかけを掴める入門入門書です！

本書はほぼ全て漫画で構成されている。
このため、さらりと１５分で読了できた。
ただ、内容は深く、ホリエモン流の「成功メソッド」が凝縮されており、何かに挑戦するモチベーションが上がる。
主に起業家に必要な心構えや考え方について描かれているが人生のあらゆる場面で応用可能な内容も含まれていると思った。
かつてはホリエモン自身をあまり好きではなかったが、意外にもその考え方に共感する部分が多かった。

昔、ツイッターで怒られたことがあります。

が、あの独特の人柄がどうしても合わなくて、流行っていたけど、
絶対によそう・・・と。

この本は、活字にしたときの堀江さんのアクがだいぶマイルドになって、
しかも文字量が少ないので、言葉を絞る必要があり、
＜東大卒＞の＜頭のいい人＞の会話を抜け出し、
わかりやすさとインパクトが上がって、いい本に仕上がっている
と思います。

何がどうこう、このマンガだけではムリです。
堀江さん自身、ネタの巨人なわけで、このマンガには収まり切りません。

知識と行動があるとして、
お金を稼ぐためには、知識だけの人より、行動だけの人が稼げて、
行動＋知識の人だと、本にしたら売れる。

そんな感じです。

大丈夫なのかよ、ホントに、という人間性の危うさは今もあります。

ただ、目線は、日本の堀江さんではなく、
世界の堀江さんなので、得るものも多いと思います。

一つだけ、＜突っ込み＞を入れます。

信用を得るには「ギブ」しまくる
とありますが、少し違います。

ケチケチしている人、意地悪な人の周りには、同じ仲間が集まり、
与えまくっている人、親切な人の周りには、そういう人たちが集まる。

ただ、それだけです。

日々の与えまくる生活の上に、たまたますごい人たちも集まる、
ということです。

ケチケチな日本社会をつくりたい人ですか？
それともあなたは与えまくる豊かな日本をつくりたいですか？？

ダークサイド部分以外は、オススメ。