機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記 の感想
参照データ
タイトル | 機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記 |
発売日 | 2002-05-02 |
販売元 | バンダイ |
機種 | PlayStation2 |
JANコード | 4543112084422 |
カテゴリ | ゲーム » 機種別 » プレイステーション2 » ゲーム |
機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記 とは
大人気ロボットアニメ「機動戦士ガンダム」を題材にしたシミュレーションゲーム。プレイヤーは、連邦軍のレビル将軍か、ジオン軍のギレン総帥となり、原作の舞台である1年戦争で勝利を収めるべく、ガンダムやザクといった兵器(モビルスーツなど)を開発、生産していく。そして宇宙や地球、各コロニーなどのポイントに進軍(配置)させながら勢力を拡大させ、最終的に戦況を掌握することが目的だ。広大な戦局を随時把握し、その都度適切な作戦を構築するという「戦略の妙」を楽しめるのが、1番のポイントだ。ゲームの展開次第では、1年戦争に負けたジオン軍で勝利を収めたり、死んでしまうはずのキャラ(パイロット)を活躍させられたりと、原作とは異なるifのストーリーがたん能できる。まさにガンダムファン垂涎(すいぜん)の要素だ。また、部下に行動を委任する「委任システム」や、兵器の開発や生産を部下が提案していくる「部下提案」、稼働中の兵器を改良できる「兵器改良」などの新要素が登場。特に「委任システム」は、部下を使って複数のポイントを同時に攻略するという、複数プレイヤーならではの高度な戦略を実現した。
ほかにも、登場キャラの中から総大将を1人選んでゲームを進める「オリジナル編」などの新要素が存在。これらの新要素と完成されたゲーム性から、ガンダム好きなら「一生遊べる」ほどの作品に仕上がっているといえるのではないだろうか。(野村一真)