起業1年生　会社にたよらず生きていくことになりました1: 強み発見編 起業したら の感想

非常に勉強になる。

それはどこか？
他書と、違うからだ。
これは、ほとんどコネなしから、起業されてきた作者の奮闘が非常にわかりやす漫画でシェアされている。

このような分野の他書は、すごい実績のある社長が書くことが多い。
しかし、それはほとんどの人には参考にはならない。
実績がすごかったり、資金力が桁外れだから。
または、すさまじい行動力。
学歴も極端である。

残念ながら、ほとんどの人はできないのだ。

また、自分をよく見せようとするステージに入っているので、
感謝などの綺麗事を言う。
これは気持ちはいいし、読み終えたあといい気分になるが、
実用性がない。
感謝で飯は食えないのである。

ほとんどの個人は、いきなり取材されるような知名度もないし、
自分の発明品を大学在学中に一億円で売ることは難しい。

何もされてないのにありがとう、ありがとうといってても、
ただの気持ちの悪いおっさんおばさんなのだ。

それなら、この本で作者が経験した、
悩み葛藤工夫を参考にしたほうが近道である。

自分が体格に恵まれない選手なら
ヒットの打ち方を教えてもらったほうが、
ホームランの打ち方を教えてもらうより有益なのだ。

この本は、作者が売り上げゼロの中から、
どう工夫して、起業を成功してきたのかふんだんに、
等身大でかかれている。