お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書) の感想

内容は薄い。要約すると今の仏教界は戒名代と月命日の読経でぼったくるだけで展望がない、というもの。
そこからどうするかの視点は一切ない。新聞と雑誌の記事をつづり合わせただけに過ぎない。
新潮新書は後発なので頭数をそろえるのを優先して質を考慮していないのか。
新潮選書と比べて、一文字違いで平幕と序二段くらいの差がある。
これは作者の罪ではない。出版社の罪だ。