翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走 の感想
参照データ
タイトル | 翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 仲新城誠 |
販売元 | 産経新聞出版 |
JANコード | 9784819112734 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
この本が書かれたのは西暦2015年であり、私がレビューを書いているのは2019年である。この4年間に、この本の中で指摘されている事実関係に変化が生じた。
第1は、翁長知事が2018年に亡くなり、代わって翁長知事の考え方を継承する玉城デニー知事が当選したことだ。路線が同じなので、この本の中で指摘される、偏向する沖縄の2紙、沖縄タイムズと琉球新報が知事を支え続けるという構図は変わらない。
第2は、翁長知事が建設させていた、泊港の「龍柱」が完成していることだ。泊港には、チャイナからの大型クルーズ船が停泊する。先日、たまたま泊港横の道路を通過したところ、世界夢号という香港船籍の大型クルーズ船が停泊しており、チャイナの人々が龍柱の間を通って町中に繰り出していた。彼らは龍柱を見て、どういう感慨を持つだろうか。
この本の著者の、中新城誠(なかしんじょうまこと)氏は八重山日報という、石垣島を本拠とする新聞社の編集長である。石垣島といえば、チャイナの海警の艦船によって領海侵犯を繰り返される八重山諸島にある島だ。漁民たちは、こうしたチャイナの無法な行動によって、安心して仕事をすることもできない状況にある。
しかし、沖縄県民を守るべき、翁長知事(故人)は、「平和ということで、我慢してもらうしかない」といって、まじめに県民を守ろうとしない。そればかりか、たまりかねた石垣市長が県庁に来ても冷遇するばかりだ。そして、こうしたことを沖縄2紙は、一切報道しない。こうした、沖縄県のゆがんだ言語空間を、詳細に指摘するのが、この本である。著者が同じ言論人であるだけに、沖縄2紙が隠蔽した事実を良く知っている。
玉城デニー知事は、2019年に辺野古への基地移転の賛否を問う県民投票を実施した。このような重要なイシューを直接投票にゆだねるのは、故翁長知事もやっていないが、沖縄2紙は礼賛しているのが現状だ。この本が指摘する、ゆがんだ言語空間は相変わらずなのである。
沖縄は、日本防衛の要石である。それだけに、ここはチャイナが虎視眈々と狙っている。それに迎合する知事とマスコミが、恐るべき現状を、県民の目から隠している状況を知るうえで、少々古い本ではあるが、多くの国民が読んでほしいと思う。☆5個。
第1は、翁長知事が2018年に亡くなり、代わって翁長知事の考え方を継承する玉城デニー知事が当選したことだ。路線が同じなので、この本の中で指摘される、偏向する沖縄の2紙、沖縄タイムズと琉球新報が知事を支え続けるという構図は変わらない。
第2は、翁長知事が建設させていた、泊港の「龍柱」が完成していることだ。泊港には、チャイナからの大型クルーズ船が停泊する。先日、たまたま泊港横の道路を通過したところ、世界夢号という香港船籍の大型クルーズ船が停泊しており、チャイナの人々が龍柱の間を通って町中に繰り出していた。彼らは龍柱を見て、どういう感慨を持つだろうか。
この本の著者の、中新城誠(なかしんじょうまこと)氏は八重山日報という、石垣島を本拠とする新聞社の編集長である。石垣島といえば、チャイナの海警の艦船によって領海侵犯を繰り返される八重山諸島にある島だ。漁民たちは、こうしたチャイナの無法な行動によって、安心して仕事をすることもできない状況にある。
しかし、沖縄県民を守るべき、翁長知事(故人)は、「平和ということで、我慢してもらうしかない」といって、まじめに県民を守ろうとしない。そればかりか、たまりかねた石垣市長が県庁に来ても冷遇するばかりだ。そして、こうしたことを沖縄2紙は、一切報道しない。こうした、沖縄県のゆがんだ言語空間を、詳細に指摘するのが、この本である。著者が同じ言論人であるだけに、沖縄2紙が隠蔽した事実を良く知っている。
玉城デニー知事は、2019年に辺野古への基地移転の賛否を問う県民投票を実施した。このような重要なイシューを直接投票にゆだねるのは、故翁長知事もやっていないが、沖縄2紙は礼賛しているのが現状だ。この本が指摘する、ゆがんだ言語空間は相変わらずなのである。
沖縄は、日本防衛の要石である。それだけに、ここはチャイナが虎視眈々と狙っている。それに迎合する知事とマスコミが、恐るべき現状を、県民の目から隠している状況を知るうえで、少々古い本ではあるが、多くの国民が読んでほしいと思う。☆5個。
ネットを見ないで、地方新聞しか読めない沖縄老人に進呈したい❗