「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) の感想

書店で手に取り、レジに持って行き、家に帰り、本を開いて、一気に読んだ。
○良かった点。
この本のお陰でつらい気持ちが少し軽くなった。
○気になった点。
作中に登場する人の殆どが業務量の多さで苦労しているようだ。一方で、人間関係で苦労している事例は僅かで殆ど挙げられていない。
身体的な過酷さと精神的な過酷さを区別することは難しいが、便宜的に分けるとしたら、作中に登場する疲労の多くは身体的な過酷さだと思う。
僕は業務量や労働時間よりも、人間関係で精神的に消耗してしまう。なので人と人との関係に焦点を当てた事例があまり紹介されていないのが残念に思えた。
僕のような人間が抱える悩みや苦しみは取り上げてくれないのかと一人で少し寂しくなりました。