行政法 第5版 の感想
参照データ
タイトル | 行政法 第5版 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 櫻井 敬子 |
販売元 | 弘文堂 |
JANコード | 9784335356605 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 行政法 |
購入者の感想
本書は司法試験の受験生等にも支持を受けているようだが、私のような自治体職員(法務担当)にとっては、初期段階でまず読んでおくと後の実務が楽になる感じの書籍である。最大の長所は1冊でありながら主要な論点が網羅されている点だろう。この点では宇賀教授にも行政法の1冊ものがあるが、同教授には3分冊ものの行政法があり、学生ならともかく、実務家なら1冊ものは中途半端だろう。私自身は、本書(第4版だったが)から宇賀教授の3分冊を読んだが、本書を読んでいたおかげでめげずにすんだ。本書から塩野教授の3分冊ものの行政法という流れもあると思うが(実際私も塩野教授の3分冊も読んだが)、実務家なら宇賀ライン、研究者なら塩野ラインが妥当のような気がする。