要件事実論30講 第3版 の感想

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参照データ

タイトル要件事実論30講 第3版
発売日販売日未定
販売元弘文堂
JANコード9784335355189
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法

購入者の感想

問研・類型別などを用いたインプット中心になりがちな
要件事実の勉強において,数少ないアウトプットのできる教材です。

大島先生の下巻(民事裁判実務の基礎 第2版(下))にも,
数問問題がありますが,要件事実に特化したものは2問だけですので,
要件事実を固めたい,という方にはいいかと思います。

(要件事実に特化した勉強がいいのか,要件事実を事実認定・争点整理と絡めながら
学んだほうがいいのかは,やや悩ましいですが。
当然,後者が望ましいのですが,トレーニングとしては,要件事実に特化するのもアリかと思います。)

私は,大島先生の上巻を読みながら,本書(30講)で演習をするというスタイルで
勉強しています。

正直,要件事実の解説だけでいえば,
1)著者が同一人である。
2)体系順になっている。
3)単純に説明がわかりやすい
という点で,大島先生に軍配が上がると思います。

ただ,要件事実は,分かった気になるのは簡単だけども,
実際にやってみると,細かい(けど,重要なところ)で間違う,
性質がありますので,アウトプットは重要です。

(といいながら,“司法試験との関係において”,
どこまで要件事実が重要かというのも,悩ましいところですが。
要件事実がわかっていると有利という印象ですが,不可欠とまではいかないようにも思います。)

ちなみに,岡口先生の要件事実問題集も拝読しましたが,
あちらは結構難易度が高く,初心者〜中級者は,まずは,30講ということでよいかと思います。

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