イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック[完全版] の感想

ゲームをクリアしましたが、
ゲームそのものはもちろん、場面を飾るBGMも素晴らしかったので久々にゲームのサントラに手を出しました。

個人的にはテーマ曲や、ダーナが登場する場面（詳細は伏せます）の町やフィールドのメロディが好きです。
口ずさみたい程のBGMというのも久々です。

収録楽曲は文句なしに良質のファルコムサウンドで満点です。

無人島の常夏感、山脈の肌寒さ、洞窟のしめっぽさ･･････などなど、
ファルコムサウンドの範囲内で上手く環境を感じさせる素晴らしい曲揃い。

ゲーム内での選曲センスの良さも相まって、
サントラを聴いてると情景が浮かび上がってきます。

中後半のフィールド曲「NEXT STEP TOWARD THE UNKNOWN」は疾走感の盛り上がりがハンパなく、
さらにイース1のフィールド曲「FIRST STEP TOWARDS WAR」と曲名が対になっているというニクい演出も。

ボス戦の曲が他のイースシリーズに比べて印象が薄いですけど良曲揃いのせいでしょうね多分。

他の方が否定的におっしゃられてる楽曲を追加してのの2度売りは、
イース8しか知らない方々には納得いかないところもあるでしょうが
この「完全版」サントラはPS4版イース8のサントラ、前に出てるものはVita版のサントラだし、
そもそもVita版のサントラ イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック は
1年近く前に出てるんだからある程度は仕方ないはずで低評価の根拠にはならないかと。

･･････というより完全版商法はいつものファルコム商法の1つなので古参の我々には慣れっこだから今更どうとも思いません。

どうせまた後で「スーパーアレンジバージョン」とか諸々出るに決まってます。

昔ファルコムがブイブイ言わせてた時期のイース4のサントラなんて3枚バラ売り（1枚3000円）商法だったし、
イース8は3枚組にするだけファルコムにしては良心的とすら言えます（目玉ぐるぐる）。