MI6対KGB 英露インテリジェンス抗争秘史 の感想

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タイトルMI6対KGB 英露インテリジェンス抗争秘史
発売日販売日未定
製作者レム・クラシリニコフ
販売元東京堂出版
JANコード9784490209631
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

霧に煙るアルビオン(ブリテン島のこと)
この本はロシアから見たイギリスという国家像及び
そのインテリジェンス機関について描かれている。
思えばイギリスという国家像は
常に歴史の最先端を行くアングロサクソン人の歴史でもある。
王を頂点に頂く君主国でありながらも
名誉革命によって世界初の立憲君主制を確立し、
自由主義、民主主義を謳い、標榜し
対外関係ではスペイン、フランス、ドイツなど強国との戦争に打ち勝ち、
国内においてはこれまた世界初の産業革命を展開し、
燦然と輝く大英帝国によるパックスブリタニカの歴史は
現代におけるロシアによるユーラシア主義や
中国によるグレーターチャイナ海洋立国構想などは
如何に時代遅れでもろいものであるかと思わせるものである。
それ故のアングロサクソン人の何とも自信に満ちた誇り高さは
日本人の私から見ればむしろ羨ましいものである・・・
が、しかしキレイごとでは済まないのが
インテリジェンスの抗争なのである。
霧に煙るアルビオンとはよく言ったもので
徹底した秘密主義の中で任務は遂行される。
本書は現代では米露中、イスラエルの陰に隠れて目立たなくなった
イギリス諜報機関にスポットライトを当て、
研究し尽くされた歴史書である。

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