硫黄島からの手紙 の感想
参照データ
タイトル | 硫黄島からの手紙 |
発売日 | 2013-11-26 |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | 渡辺謙 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | Amazonビデオ » カテゴリー別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」は1枚のコインのように縁(1カ所の接点)を通じて繋がっている。全く別の視点から描かれた映画だが、硫黄島〜のラストシーンに2作品の接点が用意されており感動。2タイトルは是非、1つのケースに4枚組で収めて欲しかった。(豪華ブック特典などついて・・)しかし、今回は別々の発売。唯一、初回限定版に2作品が収納出来る特製BOXがついたことが嬉しい。映画「硫黄島からの手紙」は硫黄島の激戦を描いた作品だが、いわゆる戦争映画ではない。登場人物の個人的な視点から描かれているので、硫黄島戦全体の話ではなく、断片的な戦闘状況だけだからだ。また描写も綺麗にソフトに抑えてある。(生き残りの守備隊員が映画を観て「あんなもんじゃない」と言っていたようだ)残酷描写も作戦の全体像も、戦争映画ではないから必要ないのだろう。総指揮官栗林中将と、ひとりの二等兵を軸に、悲劇的な状況におかれた人々の生き様を描いている。日本では有名ではないが、栗林中将は歴史に残る名将である。戦争は良くないことだが、彼の生き方は美しい。多くの人に観て欲しい作品