装苑 2014年3月号[雑誌] の感想

　表紙のワンピースがキュート。さまざまに配置された小物をすみずみまで見る
たのしみ。
　というわけで特集は「感じる小物」。トムブラウンのバッグのライナーがいい。ま
すます進化しているクラッチバッグ。キラキラ系のアクセサリー。ペリカンの万年
筆。猫足ヒールの赤いくつ。プロレスラー熊。サメのピアス。ワニのゆびわ。
　「文化屋雑貨店」も健在。「小物作り」ページが２ページ。（もう２ページほしかった
な。）「１０，０００円以下で買える、１００のギフト雑貨」のコーナー。サルガデロス
の動物オブジェがいい。
　
　その他、巻頭のミナ　ペルホネンの刺しゅうのワンピースがみごと。「春の変り種
コート」のページも楽しい。「はるのかお」の頁の大西礼芳嬢の着るすみれのワン
ピースがぴか一の美しさ。髪に補色をあしらっているのもすてき。
　「ＳＯ-ＥＮ　Ｊａｍ」の頁はエルスケンの妻だったアタ・カンドの写真集。「シネマ・
コラージュ」は『ドストエフスキーと愛に生きる』。１３２ページのサンガイのリングが
いいな。