サタノファニ(2) (ヤンマガKCスペシャル) の感想

　残忍で好戦的な“裏の人格” を秘める少女たちのバイオレンスサスペンス。
羽黒刑務所内で身に覚えのない傷を負った千歌。それは彼女だけの身に起こったことでは
なかった。どうにも不審な医師の説明。「部屋から出るな」謎のメモをよこしたのは他の囚人
の誰かなのか。探ろうとする千歌に施される“矯正プログラム”。
そしてまた、殺し合いの夜が来る……。
　この刑務所、千歌たちに謎の処置をして互いに戦わせデータを取るのが役目のようですが、
何のためにそんなことをしているのかはまだ不明。キーワードは「ミラーニューロン」？
その謎を探ろうにも、「殺し」の人格にチェンジして他の少女たちと血みどろの戦いをくり広げて
いる間の記憶は保てないのがネック。比較的戦闘能力の高い千歌でもいつまで生きていら
れるか。やがて出る脱落者、一方で新たな収監者も…。後はまた入浴やレズなどちょっと
したエロシーンに、刑務所の不穏な日常。所長のマスかきシーンは要らん（笑）。
もう少し話が見えてこないと、面白いのか判断しづらい感じ。
　
　巻末におまけマンガ、なぜか「ラデュレ」のマカロンを宣伝（笑）。