中国と韓国は息を吐くように嘘をつく の感想

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タイトル中国と韓国は息を吐くように嘘をつく
発売日販売日未定
製作者高山 正之
販売元徳間書店
JANコード9784198644062
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

 高山氏の著書のよいところは、個人名を特定して書かれているところである。時として話題によっては人種・宗教まで言及してくれるので、世界情勢に疎い日本人にとっては、そこにそういう問題があることの背景説明が加わり、論点が非常に明快でわかりやすくなるのだ。本文では世の中の事象について、~国のだれだれといった権力者や時の政府の役人、議員、学者、言論人、そして言わずもがなの朝日新聞の記者重役面々について、《~~は》と名指しして特定してくれるので非常にわかりやすい。本書の題名は 『中国と韓国は、、、』 ではあるが、アメリカ(欧米)の歴史上の嘘と欺瞞そして白人の人種優越ご都合主義の方が多く語られているような気がする。ある意味中韓の言説がもはや嘘であるという認識が日常化している反面、戦後アメリカによってばらまかれた嘘が、未だに常識として語られていることの方が問題であることに警鐘を鳴らしているということなのだろう。そしてもちろん日本の国内外にも嘘つきや偽善者は数多く存在する。その中でも主役はやはり朝日新聞ということになる。自国を貶め、なぜか米国製憲法を敬い、中国共産党や韓国政府・議員の言い分ばかりに忖度する新聞社が、なぜ軽減税率の適用対象になるのか? まったく理解に苦しむご時世だ。

高山節は今日も健在である。多くはすでに読んだ話だが、そこに新ネタも加わっている。俎上にあるのはタイトルの韓国、中国のみならず、アメリカ、白人世界、マスコミなど幅広いが、ここにきて既得権益を得すぎたうえにわがままな高齢者までが切り刻まれている。その背後にあるマスコミとともにだ。ただ、著者のマスコミ斬りには、分別がある。かつて朝鮮人の横暴と戦った新潟日報に対しては、気骨をたたえている。あるいは、キューバのカストロのエイズ撲滅に対しても、アヘリカの非道と比較しながら、高く評価している。
著者のいいところは、覚悟ある個人攻撃だ。どうしようなもい判決をする裁判官、ふやけたうえに不作為を繰り返す官僚、外交官、間違った説をごり押しする大学教授らの名を挙げている。個人的には個人の名指し攻撃は好きではないが、彼らは公人である。政治家を名指しで叩くように、彼らも叩かないことには、彼らは何も気づかないままかもしれない。
この本の唯一の気に入らないのは、タイトル 。たしかにそうなのだが、野党党首の品のない言葉をそのまま使うのは、いただけない。

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徳間書店から発売された高山 正之の中国と韓国は息を吐くように嘘をつく(JAN:9784198644062)の感想と評価
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