人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか (ブルーバックス) の感想
参照データ
タイトル | 人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中川 毅 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784065020043 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 地球科学 |
購入者の感想
前々から水月湖の年縞と日本列島に人類が到達してからの気候に興味がありました。第一人者により書かれた、私にとって待望の一冊でした。期待に違わず、面白かった。恐竜が生きていた時代や6000万年前の隕石落下などについては比較的知られていますが、ここ
5万年の激変については、私たちはほとんど知っていなかったのですね。
「21世紀の100年で平均気温が大きく変化するかもしれず、人類存続の危機と恐れられているが、氷河期の終わり頃は数年でそれくらいの気温変化があったと思われる。水月湖の堆積環境は、おそらくある1年を境に突然変化した可能性が高い。つまり氷期はまるでスイッチをパチンと切ったかのように、急激に終わったらしい。」
過去に起こったことは,今後、起こりうる可能性がある。ある臨界点を超えたとき、突然、世界気候は激変するやもしれない。火山の大噴火と気候激変の指摘も興味深っかった。この本が多くの人の手に取られて読まれることを願います。
5万年の激変については、私たちはほとんど知っていなかったのですね。
「21世紀の100年で平均気温が大きく変化するかもしれず、人類存続の危機と恐れられているが、氷河期の終わり頃は数年でそれくらいの気温変化があったと思われる。水月湖の堆積環境は、おそらくある1年を境に突然変化した可能性が高い。つまり氷期はまるでスイッチをパチンと切ったかのように、急激に終わったらしい。」
過去に起こったことは,今後、起こりうる可能性がある。ある臨界点を超えたとき、突然、世界気候は激変するやもしれない。火山の大噴火と気候激変の指摘も興味深っかった。この本が多くの人の手に取られて読まれることを願います。