ホモ・サピエンスの誕生と拡散 (歴史新書) の感想
参照データ
タイトル | ホモ・サピエンスの誕生と拡散 (歴史新書) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 洋泉社 |
JANコード | 9784800312655 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 歴史・地理 |
購入者の感想
確かに女系のミトコンドリアDNA、男系のY 染色体DNAだけでなく常染色体DNAの分析結果を含んだ新しい知見がのせられていますが、面白くはありません。前半の原人からホモサピエンスに至るまでの記載があまりに冗長で、肝心のホモサピエンスの拡散史さらには日本人のルーツに至るまでに退屈してしまいます。述べられていることも「あっそうなのか!」と頷かせるものはなにひとつなく当たり前のことばかり。
読み終えて最後のページを見てみたら、人類学者・篠田謙一さんは監修のみで、4人のライター(人類学の専門家ではなくフリーライターでしょう)の分担執筆。これでは焦点がボケて冗長なのは当然といえば当然。せっかく最新の知見を基にしているのに残念な作品といえます。まあ、これまでの知識を整理するにはコンパクトにまとまっているとは言えますが・・・・・・・・。
本書の優れた点は二点、一つは多くの人(とりわけ文系の方)が妄信している埴原和郎氏の『日本人二重構造説』を否定している点、二つ目はつまらない箇所は飛ばして読めばよいのでちょっとした合間にお気楽に読み終えることができる点です。私は寝転がりながら読めました。本当にこの分野の知的好奇心を満たしたければ、篠田さん自身の著あるいは、他の自然人類学者の一般向けの書を読むべきでしょう。
読み終えて最後のページを見てみたら、人類学者・篠田謙一さんは監修のみで、4人のライター(人類学の専門家ではなくフリーライターでしょう)の分担執筆。これでは焦点がボケて冗長なのは当然といえば当然。せっかく最新の知見を基にしているのに残念な作品といえます。まあ、これまでの知識を整理するにはコンパクトにまとまっているとは言えますが・・・・・・・・。
本書の優れた点は二点、一つは多くの人(とりわけ文系の方)が妄信している埴原和郎氏の『日本人二重構造説』を否定している点、二つ目はつまらない箇所は飛ばして読めばよいのでちょっとした合間にお気楽に読み終えることができる点です。私は寝転がりながら読めました。本当にこの分野の知的好奇心を満たしたければ、篠田さん自身の著あるいは、他の自然人類学者の一般向けの書を読むべきでしょう。
確かに女系のミトコンドリアDNA、男系のY 染色体DNAだけでなく核内常染色体DNAの分析結果を含んだ新しい知見がのせられていますが、面白くはありません。前半の原人からホモサピエンスに至るまでの記載があまりに冗長で、肝心のホモサピエンスの拡散史さらには日本人のルーツに至るまでに退屈してしまいます。述べられていることも「あっそうなのか!」と思わせるものはひとつもなく当たり前のことばかり。
読み終えて最後のページを見てみたら、人類学者・篠田謙一さんは監修のみで、4人のライター(人類学の専門家ではなくフリーライターでしょう)の分担執筆。これでは焦点がボケて冗長なのは当然といえば当然。せっかく最新の知見を基にしているのに残念な作品といえます。まあ、これまでの知識を整理するにはコンパクトにまとまっているとは言えますが・・・・・・・・。
本書の優れた点は二点、一つは多くの人(とりわけ文系の方)が妄信している埴原和郎氏の『日本人二重構造説』を否定している点、二つ目はつまらない箇所は飛ばして読めばよいのでちょっとした合間にお気楽に読み終えることができる点です。私は寝転がりながら読めました。
読み終えて最後のページを見てみたら、人類学者・篠田謙一さんは監修のみで、4人のライター(人類学の専門家ではなくフリーライターでしょう)の分担執筆。これでは焦点がボケて冗長なのは当然といえば当然。せっかく最新の知見を基にしているのに残念な作品といえます。まあ、これまでの知識を整理するにはコンパクトにまとまっているとは言えますが・・・・・・・・。
本書の優れた点は二点、一つは多くの人(とりわけ文系の方)が妄信している埴原和郎氏の『日本人二重構造説』を否定している点、二つ目はつまらない箇所は飛ばして読めばよいのでちょっとした合間にお気楽に読み終えることができる点です。私は寝転がりながら読めました。