國體アヘンの正体 大日本帝国を陰から支えた「天与のクスリ」 (落合・吉薗秘史 2) の感想
参照データ
タイトル | 國體アヘンの正体 大日本帝国を陰から支えた「天与のクスリ」 (落合・吉薗秘史 2) |
発売日 | 2017-08-04 |
製作者 | 落合 莞爾 |
販売元 | 成甲書房 |
JANコード | 9784880863597 |
カテゴリ | ジャンル別 » 歴史・地理 » 日本史 » 明治・大正 |
購入者の感想
ここまで明かしていいのか、という内容が満載。
日本がどうやって運営されてきたかが透けて見える一冊。
前巻が序章で、少し物足りないところもあったかもしれないが、
今回はその序章を踏み台にして大いに楽しめる内容になっている。
また、吉薗周蔵手記の本文と落合氏の現代訳の対が、
リアル感と読みやすさとを演出してくれているのも、前回と違って感じる点。
そして、本編では日本史での有名氏族の役割がこれまで以上に明かされていて、
歴史好きにはたまらない。
ある意味これに当巻の価値を感じる人もいるかもしれないが、
落合シリーズを読んできた人たちには長年の疑問であったことが明かされている。
京都皇統側から許可が下りたらしい。
こういうこれまでのモヤモヤが解消されるのも、
当巻のより一層の「面白さ」に寄与していると思う。
個人的には、これをメディアの人々が読んだ時、
この情報を知らない国民たちにどう伝えたいと思うか、ということに興味がある。
(それくらい重大な話が明かされている)
あと、「オオヤケの代」に次ぐ「〇〇の代」も落合氏が洞察している。
この部分に関しては、自民党の憲法改正草案とも被っていて興味深い。
落合莞爾氏は、本編でも日本史の様々な暴露をさり気なくしてくれているが、
彼は実はすべての人が読むわけではないような「自序(はじめに)」と「おわりに」に、
様々な情報を紛れ込ませている。
これまで読んだことがなかった人は、当巻を読んだ後にでも過去巻も読まれることをお勧めしたい。
それでモヤモヤ解消ということでいくと、国際金融連合についての解説も。
最後に、落合莞爾氏の強い想いを込められたことも書かれているとも思う。
この想いは、落合莞爾氏だけでのものでもないとも感じた。
様々な意味で、これまでのシリーズとは一線を画す印象を持ってしまう当巻。
強くオススメしたい一冊。
<蛇足>
日本がどうやって運営されてきたかが透けて見える一冊。
前巻が序章で、少し物足りないところもあったかもしれないが、
今回はその序章を踏み台にして大いに楽しめる内容になっている。
また、吉薗周蔵手記の本文と落合氏の現代訳の対が、
リアル感と読みやすさとを演出してくれているのも、前回と違って感じる点。
そして、本編では日本史での有名氏族の役割がこれまで以上に明かされていて、
歴史好きにはたまらない。
ある意味これに当巻の価値を感じる人もいるかもしれないが、
落合シリーズを読んできた人たちには長年の疑問であったことが明かされている。
京都皇統側から許可が下りたらしい。
こういうこれまでのモヤモヤが解消されるのも、
当巻のより一層の「面白さ」に寄与していると思う。
個人的には、これをメディアの人々が読んだ時、
この情報を知らない国民たちにどう伝えたいと思うか、ということに興味がある。
(それくらい重大な話が明かされている)
あと、「オオヤケの代」に次ぐ「〇〇の代」も落合氏が洞察している。
この部分に関しては、自民党の憲法改正草案とも被っていて興味深い。
落合莞爾氏は、本編でも日本史の様々な暴露をさり気なくしてくれているが、
彼は実はすべての人が読むわけではないような「自序(はじめに)」と「おわりに」に、
様々な情報を紛れ込ませている。
これまで読んだことがなかった人は、当巻を読んだ後にでも過去巻も読まれることをお勧めしたい。
それでモヤモヤ解消ということでいくと、国際金融連合についての解説も。
最後に、落合莞爾氏の強い想いを込められたことも書かれているとも思う。
この想いは、落合莞爾氏だけでのものでもないとも感じた。
様々な意味で、これまでのシリーズとは一線を画す印象を持ってしまう当巻。
強くオススメしたい一冊。
<蛇足>