運命に、似た恋 DVD-BOX の感想

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生活と子育てに追われるヒロインの前に、ある日突然現れた魅力的な年下の男性・・・観始めた途端に、これホントにNHKだったっけ？と驚きましたが、脚本が北川悦吏子氏とわかって、納得。　
シンデレラに韓国ドラマの要素を加えたようなわかりやすい前半の展開と、ドラマチックな後半の展開は和製「冬ソナ」を思わせますが、主役のふたりのオーラにはすぐに引き込まれてしまいました。　そして出来すぎたおとぎ話のままでは終わらない、過去に秘められた哀しい真実・・・現実離れしたお話だけに一つ間違えば「・・・。」となってしまいそうな危険要素大なドラマですが、キャスティングの良さと上質な音楽がドラマ全体を心地良くしてくれました。　特に原田知世さんはCMくらいでしか見かけることがなかっただけに、よくぞ！と拍手モノ。　その昔、薬師丸ひろ子さん共々、一世を風靡していた彼女。　年齢を重ねたとはいえ、明るく清楚な笑顔はそのままで、彼女なくしてはこのドラマは成り立たないのではないかと思えるほどのはまり役だと思います。　斎藤工さんに関しては問答無用。　ディーンFさんとは対極的な主婦キラー間違いなし！を証明しています。　エンディングのCoccoの曲もドラマの雰囲気に合っていて、心に沁みました。

私的には、北川氏脚本ドラマ、第二弾大歓迎。　また意外なキャスティングに期待したいです。