中国が反論できない 真実の尖閣史 の感想

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タイトル中国が反論できない 真実の尖閣史
発売日2017-08-02
製作者石 平
販売元扶桑社
JANコード9784594077730
カテゴリ » ジャンル別 » 歴史・地理 » 歴史学

購入者の感想

「中国人でも読める漢文史料や世界中の航海地図を検証すれば、尖閣が日本の領土であることは明白だ!」
本書の帯裏面に記された著者の主張通り、日本側ではなく「アチラ側」の史料からも綿密に検証し、尖閣が中国領ではない事を「アチラ側」が古くから「自白」している史実を曝け出し、実に爽快である!

これらによると尖閣に関する最古の記録は、1534年の明王朝から琉球へ派遣された中国人官僚の陳侃(ちんかん)が書き残した「使琉球録」とされている(すなわちアチラ側の史料)。それによると、当時の明王朝は自国から琉球への航路を把握しておらず、常に琉球人を水先案内人としており、その途中で通りかかる尖閣の島々を琉球人から教わっているのだ。
すなわち、当時の明王朝⇔琉球王朝海路の開発者は間違いなく琉球王朝のほうであり、この海路に点在する島々を発見・海路の目印として利用していたのは琉球王朝であることは明々白々!つまり中国側はその当時、尖閣の存在すら知らなかったのだ!!

さらに、「海の国境線」にしても現在の中国側は「那覇の西の久米島からが琉球(日本)の国境線であり、その西側(尖閣含む)は全て中国の領土・領海」と主張。しかしながらこれも「アチラ側」の史料からも明々白々で、そもそも何百年も前に自国の陸地から遠く離れた絶海の果てに「国境」という概念は存在せず、18世紀以降においても中国側・琉球(日本)側共に「海の国境線」は陸地にほど近い沿岸や、そこから少し離れた島々程度であったのだ。
すなわち、古くから長きに渡り尖閣周辺海域は「公海」・尖閣諸島は「無主地」であり、それを世界の国々に確認し「日本が1895年に領土に編入したのは法的にも歴史的にもまったく問題ないのである」と、完膚なきまでに論破しており、まさに日本国民、特に外務官僚必読の良書である!!

著者は「アチラ側」出身でありながら、2010年の「漁船衝突事件」で、当時の民主党政権が中国の圧力に屈し、中国人船長を釈放した9月24日を「”国恥記念日”と名付けた」とまで述べており、他の多くの著書やメディア出演等においても、中共の危険性や日本側の体たらくを、再三再四に渡って警告してくれている。

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