欧米の侵略を日本だけが撃破した の感想

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参照データ

タイトル欧米の侵略を日本だけが撃破した
発売日2017-07-14
製作者ヘンリー・S・ストークス
販売元悟空出版
JANコード9784908117374
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

ヘンリー・ストークス氏の書は、他人の書の寄せ集め的なところがあるので、読まなくてもいいかなとも思ったが、オリジナルな部分もあるので、読んでみて正解だった。

まず、喫緊の北朝鮮問題から入る。
驚かされたのは、「金日成という人物そのものが捏造されたものだ」という説である。キム・イルソンという英雄は複数いて、伝説化していった。北朝鮮の国家主席となり、金正恩の祖父である金日成は、ソ連が朝鮮人の間に広がっていた「キム・イルソン伝説」を利用して成りすまさせた工作員(本名 金聖柱)だったという。
北朝鮮はソ連が、韓国はアメリカのバックアップで「独立」させてもらった国であり、自ら独立したのではないため自信がなく、「反日」を自尊と同義語であると勘違いしている。朝鮮戦争で朝鮮が二つの国家に分断されることとなったのは、歴史的に「独立自尊」の精神を欠いてきたからでもあった。朝鮮に「独立自尊」の気概があれば、日本は日清戦争も日露戦争も日韓併合もする必要はなかった。
現在、韓国も北朝鮮もことさらに日本による統治時代を取り上げて、「反日」の声を上げているが、実はその背景に白人列強の存在があったことについて全く目を向けようとしない。

次に、ストークス氏は、「中国」という国は歴史上一度も存在したことはないと主張する。現在の中華人民共和国は、「中共(コミュニスト・チャイナ)」であり、多くの国は中華人民共和国のことを、秦が転訛した「シナ」をもととする呼び方をしている。シナ大陸では、様々な王朝が栄えては滅び、また異なる民族がその地をたびたび征服し、連続性はない。シナでは王朝が交代するたびに、新王朝を正当化するために史実を改竄するようになった。王朝の交代(易姓革命)は、究極の歴史修正主義の土壌となった。

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