ほしのこえ の感想

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参照データ

タイトルほしのこえ
発売日2015-03-20
監督新海誠
JANコード登録されていません
カテゴリ » Amazonビデオ » カテゴリー別 » アニメ

購入者の感想

君の名はを見られた方々で新海誠を知って作品を総ざらいしてるんだなあってレビューでの評価で感じています。
評価の良し悪しはともあれ見てもらえた事に意義があるのだと思います。
2002年…もう15年前の作品なのですね。
今更ながらですがレビューを書かせて頂くのですけれど
まずこの作品はほぼ全ての作業を新海誠一人が作っていたという事です。ゲームのPVなどの制作の傍らでコツコツ作り上げたこの作品は
予算も無く地道な作業だったと思います。

あの2002年頃当時はスマホも希薄で(スマートフォンと呼ぶには微妙なのはありましたが)ガラゲーばかりだった時代背景。
コミュニケーションは携帯のメールなんですが作品の世界観でも宇宙規模で時系列も10年位進むのにツールその物が進化していく的な表現がないのですよね。そういった「いつも持ち歩くもの」というギアにおいては時代変貌を伺わせるものだとは思うのですが

ただこの話の一本の筋として有るのは宇宙を移動している長峰からのメールを受信するまでの「掛かる時間」が伸びていく事が肝なんだという事です。太陽系外へワープしてより太陽系で数か月だった受信時間は最後アガルタでは年単位。文字もまともに届きもしない
その二人を切り裂くモノが今の我々の世界で「ありはしないこと」なのに何故既視感の様なものを感じるのは何か。今でも不思議。

作品自体世界背景等説明もある訳でもないしラストは二人は会えずじまいでその後どうなるのかも描かれていませんが
実は漫画作品でも単行本で「ほしのこえ」があります(公式扱い?)こちらのラストにはその後の長峰とノボルが描かれています
どうなったか?は御調べくださいw

雲や雨や雪の描写は本当に綺麗で、ただ眺めているならお薦め。
ストーリーは、正直設定がハチャメチャ、フラッシュを多用した断片的な背景説明の不親切さもあり、昔のSF小説(ハインライン クラーク アシモフ等々)を知らないと、ついて行けないと思う。ある意味、厨二マインド全開。
登場人物たちが使っている携帯が、50年以上未来にもかかわらず文字オンリーなのを批判している書き込みがあったが、制限された連絡手段の演出として、私はありだと思う。もっともこの感覚は、パソコン通信の経験者にしか分からないかな?

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