あかりとシロの心霊夜話23 (LGAコミックス) の感想

・収録作品は以下の6話
影なき住人
愛憎の軋み
今宵またベルが鳴る
裁きの雨
悪徳の家
私の中の鬼

出版社の編集者・あかりが、飼い猫のシロと心霊現象が絡んだ事件を
解決していく1話完結型の作品です。

「今宵またベルが鳴る」では、
迷惑電話に悩む女性の代わりにあかりが電話を取ったら、
今度はあかりの自宅にも電話がかかってきてしまうという恐怖話な上に、
幽霊など様々な事も関わってくるため、重厚感があり、面白いです。

シリーズとして長いので、以前の登場人物が頼みごとをしてくるなど、
つながりのある話も多いですが、一つとして似通ったものがなく、
1話40ページほどの濃密な作品が6本もあり嬉しいです。