王子が私をあきらめない!(2) (KCデラックス ARIA) の感想

初雪様の小梅に対する想いを強く実感する２巻です。

タイトルの台詞は、２巻でのワンシーンです。
例え小梅の自分に対する気持ちがどんなものであっても、どんな困難があっても、初雪様は小梅を諦めないと宣言します。
ちょいちょいバラを咲かせたり雨を降らせたりとギャグな展開を挟みつつ、初雪様は決めるところはきちんと決めてます。
彼の真剣な気持ちに小梅の気持ちも変わってきます。

２巻では高校生らしい感情に振り回される初雪様が可愛らしかったです。
小梅もだんだん恋する乙女の表情が増えました。
四天王のみんなとの繋がりも深くなり、３巻ではどうなるか楽しみです。

☆一つ減らした理由は、思ってたより初雪様にドキドキできないからです。
初雪様は裏表なくて紳士で素敵なのですが、完璧すぎて…どちらかというと椿君の潔さ（ネタバレなるので書きませんが）に胸キュンしました。
柿彦の忠誠心やメガネ外した顔が意外と幼いこととか、本編から少し離れたところにトキメキを見出だしております(笑)