舞台 銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜 [DVD] の感想

　河村ヤン、ローエングラム侯祥太朗、ン御意＝オベルシュタイン、伊藤ビュコック（登場しただけで、舞台が癒されます。）、復帰のキャゼルヌ良、ファイト！＝メルカッツ裕之、フレデリカ=はねゆり（くっつけ方めちゃくちゃ）の面々は、ご自分の役所を深め、楽しんでいるようです。ルビンスキー・徳馬、ミュラー・ミカシュン等々、お馴染みの顔ぶれが役交代で出演しています。（○○○ポンティ、□□ベイラもお馴染みの方です。）今回の大ヒットはワタル=マシュンゴでしょうか？「心優しい雄牛」そのもの、決め台詞の「人は運命（さだめ）には逆らえないものです。」も。アニメ版では、何か悟ったような感じがしましたが、本舞台では、「本当に意味がわかっているのか？」とさえ思えます。表情も豊かなので、ついつい画面を追ってしまいます。
　舞台装置は大変シンプル。映像とライティングで、イゼルローン、ガイエスブルグ両要塞司令室、ヒュ-ベリオン艦橋、ハイネセンポリスの査問室、フェザーン自治領主館、ブリュンヒルト艦橋等、実に様々な場面へと変わります。このめまぐるしい場面転換が、初銀英伝参加者には分かりにくいところかもしれません。
　査問委員会でのヤンの「寄生虫発言」はかなり辛辣で、ヤンらしからぬとも思えましたが、重要な台詞で、某国の政治家（屋）にも聞かせたいところです。オーベルシュタインなりの正義、行動理念にヒルダが気づくシーンも後編への伏線を感じさせます。ラインハルト閣下のトラウマは解消したのでしょうか？
　アフタートークのMCにはミカシュンが昇進！（神のカミ高山氏、残念！）役者談義に花が咲きます。
　後編に向け、いやがおうにも盛り上がって幕、となります。(Jニーズが怖いですが…）

舞台の迫力は薄れるけど
思い出すね出演者全員がいい感じで
1つになって 演技してたこと
舞台とってもよかったです