かーそる 2017年7月号 の感想
参照データ
タイトル | かーそる 2017年7月号 |
発売日 | 2017-07-27 |
製作者 | 倉下忠憲 |
販売元 | BCCKS Distribution |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT |
購入者の感想
創刊号から8ヶ月.首を長くして待っていて,ようやく出版された第二号.待っただけのことはありました.今号は『書く道具と書く動機』特集です.『書き方』や『書く技術』ではなく,『書く動機』というのが実に捻りが利いていて良いですね.しかし中身はと言うと,実に読み応えのある随想に化けています.『特集タイトル』という檻の中に収まる記事の集合体ではなく,『特集タイトル』をネタに,個性的な執筆陣が伸び伸びと好きなことを書いているという感じです.創刊号を楽しく読めた人であれば,より楽しめることでしょう.執筆陣の作品で,普段は行間にすら滲み出ることがない背景情報や考えまで,解説付きで読むことが出来ます(文章構造・構成のテンポをバロック音楽様式に例えてみたり.表現の引き出しが沢山あるなぁ).
また今号では,書く環境の整え方等の『今日から即,気軽に使える内容』も増えています.そして『ひびきあい』として,創刊号の反応とそのやりとりが特別コーナーとして載っています.単なる読者コーナー的なものを想像していたのですが,内容もボリュームも想像を遙かに超えるものでした.読者の裾野を広げると共に,本書が読者も巻き込んでスパイラル的な大きなうねりを作り出す起爆剤になりつつある予感がしています.何でもネットで繋がる今の時代に適した,新しい雑誌の形とでも申しましょうか.
次号も楽しみにしています.
また今号では,書く環境の整え方等の『今日から即,気軽に使える内容』も増えています.そして『ひびきあい』として,創刊号の反応とそのやりとりが特別コーナーとして載っています.単なる読者コーナー的なものを想像していたのですが,内容もボリュームも想像を遙かに超えるものでした.読者の裾野を広げると共に,本書が読者も巻き込んでスパイラル的な大きなうねりを作り出す起爆剤になりつつある予感がしています.何でもネットで繋がる今の時代に適した,新しい雑誌の形とでも申しましょうか.
次号も楽しみにしています.