オヤイデ スパイク INS-US の感想

本商品が発売された時、そのスペックを見てすぐさま「いいのが出たな」と思った。
そう思った理由は、耐荷重性能と大きさ。
200 kg/個の耐荷重なので、４個セットでは 800 kgまで支えられる。
アンプやプレーヤーなどの機器を積んだラックごと支えられることになる。
ここまで耐荷重性能が高いと、ごつい製品を想像してしまうが、本商品は円筒部分の直径が 2 cm と小さく、数あるスパイク製品の中でも小さいほうだ。
スパイクは、同じ耐荷重性能であればスパイク全体の大きさが小さいほど良い。
本商品は、ステンレス削り出しのシンプルな構造により、小さくても非常に高い剛性と他のスパイク製品を圧倒する耐荷重性能の両立を見事に実現した。
本商品に対応するスパイク受けに、同じく直径 2 cm の INS-SP があるので、ペアでの使用もお薦め （ペアでは、INS-US を上に、INS-SP を下に）。
MONITOR AUDIO GS10 に INS-SP とペアで使用しているが、GS10 の音の魅力を引き立てている。
応答性の良い締まった低域と中高域の密度感、音像定位の素晴らしさにおいて文句なし。
GS10 との組合せで、INS-US & INS-SP ペアを凌ぐスパイク・インシュレーターが今後登場するか楽しみだ。