天孫皇統になりすましたユダヤ十支族 「天皇渡来人説」を全面否定する の感想

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タイトル天孫皇統になりすましたユダヤ十支族 「天皇渡来人説」を全面否定する
発売日販売日未定
製作者落合 莞爾
販売元成甲書房
JANコード9784880863498
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

石渡信一郎、澤田洋太郎、鳥越憲三郎、林順治、長野正孝、中田力など、日本では亜流に分類されてしまう古代史研究者たちの書籍を読み漁った身として、こうして近現代のユダヤという「陰謀論」と日本古代史が交わることが、なんとも感無量というか、感慨深いというか、歴史の深さを感じるというか。

本当の歴史好きなら、疑問を持つはずの日本古代史。
そして、様々な情報を知れば腹立たしくなる日本や世界の近現代史。
特に後者は、日本だけでなく世界が偽ユダヤ国際金融カルテル連中によって不幸にされてきた歴史であり、近現代と古代が「ユダヤ」をキーワードに交差することがなんとも痛快に感じてしまう。

そして、それだけ歴史の裏側では、一般人が知り得ないことが脈々と受け継がれているのだ、ということを実感する。

本書については、「陰謀論」というものではなく、ファクトを用いて研究、検証を経て書かれているので納得性は高く、自己の歴史検証のための一書としては有用であると思う。
すべてを信じられるか、というところについての可否は、まだ自分は下せるだけの知識や知見が足りないが、古代史で引っかかっていたところへの言及が多いので、落合氏の説への自分の受容性は高いと思う。

是非多くの人に読んでもらい、日本の古代史と近現代史に潜む歴史の裏を知ってもらいたいと思う。

ところで、気になる記述と違和感について。

落合氏は、高橋五郎氏が第二次大戦において、日本が東アジアで膨大な量の金や財宝を略奪し、
これが「金の百合(ゴールデン・リリー)」となったという説を展開していることを、違うと否定されている。
落合氏が、いわゆるバビロニアタルムードを信仰するとされるカナン系やハザール系などの偽ユダヤ国際金融カルテル連中に対して批判的な書き方をしていないことと共に、高橋氏への記述に違和感を持った。
どちらかがディスインフォーマーかもしれない。

ちなみに、高橋五郎氏は、落合氏が述べる南朝堀川氏以外の南朝皇統として小野寺直氏を公的に取り上げた人物だ。

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