京都ウラ天皇と薩長新政府の暗闘 (落合秘史) の感想

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参照データ

タイトル京都ウラ天皇と薩長新政府の暗闘 (落合秘史)
発売日販売日未定
製作者落合 莞爾
販売元成甲書房
JANコード9784880863184
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

著者一連の著書は、南北朝以来の皇統戦略をコナン・ドイル式に解明していくドキュメンタリーの様相を示し、
正史探訪者から(or/&真相覗き趣味の)愛読者らが共に伴走する 世に稀なる現在進行中の「疑史解明」本といえる。

そもそも維新後の教科書史観に惑わされた我々だからこそ、
落合「洞察史観」が紐解く皇統秘史の受容態勢は万全です。
著者が刻明に記す史実情報に基く時系列人脈等のしがらみ関係図を読者の頭にしっかり構築できねば、
たちまち迷路に嵌まり込む「知的パズル」が潜んでいるから、
油断せず、見落とさずに読み進めねばならない。

既存史書や近世史実解明本の錯誤までご指摘には畏れ入り、
巷の活字化粧の「臭い」所見からの脱臭効果を体感、
実に爽快な刺激を味わえました。

さて、著者の解明スピードに何とか伴走できている一読者として、
次なる懸念と期待のメッセージを
本レビュー公開の場でお伝え申し上げたい。

落合莞爾先生! 
我々は、どこに向かって走っておられるのでしょうか? 
あとどれだけ伴走すればゴールが見えるのでしょうか? 
それを教えて頂きたい!
なぜなら、前著が示したゴールは、いよいよ次なる解明の「堀川辰吉郎暗躍史」と期待しておりましたが、
本日、次なる著書がアマゾンに掲載されるを知り、一読者として戸惑いは隠せません。

新著タイトルは「欧州王家となった南朝皇統: 大塔宮海外戦略の全貌 (落合秘史) 」
・・・ということは、再び南北朝からおさらいでしょうか?

初著「明治維新の極秘計画 「堀川政略」と「ウラ天皇」 (落合秘史) 」に続く
「南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ (落合秘史) 」では、
時系列に反する小出しはイエローカードかと思いきや、
皇統戦略原点の発見に「眼から鱗」の思いで許容できました。
しかし、今回再度のコース外暴走は、イエローカード2枚累積でレッドカード濃厚やもしれぬ。

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